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2008年 08月 05日
採用活動も一段落、今週から来週は酷暑とはいえ、秋からの採用活動に備えて夏休みを楽しんでいる採用担当者も多いことだろう。そこで今回は採用活動のニュースではなく、緑陰コラムとして、採用活動の基礎用語を紹介しよう。もちろん素直な解説ではなく、日本語変換ソフトがしばしば誤変換をすることを手がかりに、採用活動用語の意味を改めて探索しようという試みである。
●任期企業ランキング(人気企業ランキング) 人気、不人気は、企業の伝統や規模、技術、商品、経営者、広告などのほかに採用人数、職種、採用実績などで毎年、変化している。また学生の職業観の変化にも左右される。振り返ると、東レや旭化成など化学繊維メーカーが人気トップだった時代から、三井物産、三菱商事の総合商社の時代へ、そして銀行の時代が続き、その後は、電通、NTTなどマスコミ・通信、さらに最近では、全日空、JTBそしてオリエンタルランドと変化してきた。1つの時代は4年程度の任期があるかのようだ。 ●倫理検証(倫理憲章) 新卒採用が活発になるたびに話題になるのが倫理憲章。かつては、就職協定として社名公表などのペナルテイもあったが、「赤信号みんなで渡れば怖くない」ということで崩壊、その後は、高い企業モラルで憲章を宣言するということになった。憲章とは、憲法の前文と同様で法律ではないから罰則規定はなく精神を謳い上げたもの。それだけに採用活動のルールが遵守されたかどうかを、企業倫理の観点から自ら検証しなくてはならないというわけである。 ●事由応募(自由応募) 採用方法には学校推薦と自由応募があり、事務系採用はほとんどが自由応募、技術系も年々自由応募の比率が高まっていたが、技術系大量採用が常態化する中、学校推薦が復活しつつある。技術系採用の学校推薦では教授の力が強力で、学生は行きたい会社に就職できない事がある。研究室の教授の押し付けや、多すぎる先輩がいる企業を回避しようとする学生は、研究テーマの追求とか親の意向を理由に自由応募をする。これは本当に自由とはいえないが、事由のある応募といえよう。 ●子弟校制度(指定校制度) かつて新卒採用の中心だった採用方式で、企業側が採用対象とする大学を指定する制度だが、いまでもこだわっている企業は大手メーカーなどに多い。その指定する根拠は、偏差値の高い大学、採用実績のある大学。なかには、社長や役員の出身大学を意図的に指定して求人する企業もある。これらの企業では、役員の子弟もまた親と同じ大学が多いことから子弟の大学を指定することになる。最近では、伝統校イコール高偏差値、優秀人材輩出大学ではないので、指定校制度は緩和している。 ●書類先行(書類選考) 採用活動において、会社説明会や面接の前段階として、応募者に書類を提出させて書類を選考、合格者のみに説明会の案内や面接を告知する選考方法。応募者が多すぎて全員と会うのが困難な会社や、実際の人物より書類の記載内容(学歴、成績など)を重視する企業に見られるが、応募者の減少にもつながりかねない方法といえる。 ●縁取シート(エントリーシート) エントリーシートの役割は、企業による応募学生の魅力発見にある。そこに記載された内容がどれだけ採用担当者にアピールするか、専攻テーマ、応募動機、学生生活のエピソードなどキーワードが重要になる。そこから縁ができる。まさしく縁を取るシートである。 ●内偵(内定) ここ数年、学生の内定辞退が増加している。企業は学生の考えていることが良くわからないというが、当の学生も自分が良くわからない。なぜ就職するのか、どこが第一志望なのか、何がやりたいのか。学生は内定してから企業研究を本格化する。企業、学生ともに内定は、お互いを良く知るための出発点になっている。だから内定中とは、内偵中なのである。 ●成約書(誓約書) 10月1日以降、企業が内定者に内定通知書とともに学生に手渡す内定確認の証書。実際の内定は4月下旬だが、その時点では内定確認書。どちらも内定辞退は可能だが、10月を過ぎると道義的にも時期的にも、内定辞退はしにくくなる。そのためここでは入社を誓うというよりも、活動の制約や雇用契約の成約ができたということになる。 このほか、適性検査(敵性検査)、商社(勝者)、修飾情報誌(就職情報誌)など、思わずニヤリとさせる用語もある。日本語変換ソフトも単なる誤変換でなく、リアルに本質を衝いて変換しているのかも。 [08.08.05]
by bcp_sjk
| 2008-08-05 11:00
| [メルマガ]採用戦略研究2008
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