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2005年 12月 31日
今年も採用戦線10大ニュースを選定する時期になった。久しぶりの採用ブームで年初から緊張感のあった採用戦線だったが、予測されたような混乱はなく、表面上は倫理憲章が遵守されたといってよい年だった。だが、こうした中で採用ブームは、バブル再来かとささやかれるようになり、企業が求める人材像、採用形態、採用方法にも新しい試みが現れた。すでに、採用戦線07はスタートしているが、来年からの採用戦線を占う視点で就職情報研究所が選んだ10大ニュースをあげてみよう。
・・・・・・・・・・・・・・・(選出:就職情報研究所)・・・・・・・・・・・・・・・ 1. 採用バブル到来 当社の「採用活動調査」によると「前年対比採用増」と回答した企業は、3年連続で増加していた。10月の日経新聞の調査では、さらに具体的に内定者数を調査、今春実績比13%増という結果だった。これを時系列的に明らかにしたのがワークス研究所の調査で、求人総数70万人弱は、1989年のバブル水準にあると指摘していた。すでに大学では、応募者ゼロという企業が8割以上に達している状態だ。企業は、求人難どころか、採用パニックに陥ったというのが今年の状況だった。 2. ソフトバンク2,000人採用 04年6月に新卒採用3,000人を宣言したが、結局2,085人を採用した。遅いスタート、求人難のなかで、これだけ採用できたのは驚きだった。孫社長が先頭に立って人材への期待を語ってきたことが光る。 3. 増殖する擬態社員 やる気があるのかないのか、無個性化が進む若者だが、それは自分をカモフラージュすることで生きやすくする擬態だという指摘がある(社会学者・岩間夏樹氏)。今年の学生の就職動機や新入社員の意識調査をみても、働く目的はチャレンジやリッチでなく、エンジョイが突出してきている。 4. フリーター213万に減少 増え続けてきたフリーターだったが、2002年からは、減少傾向に。求人が増加してきたことで、フリーターが減った。フリーターも働く気、就職できる能力は十分にあることを示した。 5. 「マイクを使わないキャリアセミナー」がヒット セミナーや会社説明会のやり方が変わってきた。ネットだけで予備選考をしたり、多くの学生を大会場に集めて一方的に話したりするのでなく、企業と学生がマイクを使わない会場で相手の顔を見ながら仕事や会社について語りかけるFace to Faceの説明会が急増した(例:三井物産)。今年の大きな特色だ。 6. フレックスエントリー 学校推薦廃止、選考時期の複数化、入社時期の柔軟化と採用活動をフレックスにする動きが出てきた。これによって学生は、自分の進路をじっくり考えて何回でも応募できるようになった。(例:ソニー) 7. 秋採用拡大 メーカー、金融、マスコミが秋採用を定期化し、採用数も増やしている。これによって採用シーズンを2回にする動きが出ている。企業にとっては、人材採用のチャンスが増えたことと同時に内定辞退のリスクも増えた。採用担当者も年中無休となった。 8. 東大にキャリアサポート室設置 これまでキャリア教育や就職指導の唯我独尊を誇っていた東大が「キャリアサポート室」を設置した。『企業での経験を生かし、東大の経営改革に挑む』ということで室長(副理事)に就任したのが元リクルート常務だった。 9. 個人情報の取り扱いで事故 採用試験にエントリーした学生122名分の履歴書のコピーを、日本郵船の面接官が帰宅途中に紛失した。紛失した履歴書には、学生の住所、氏名、生年月日電話番号、学歴、資格などの個人情報が記載されていた。エントリーシートは個人情報の取り扱い対象としては重要で、厳重保管し、完全廃棄が採用担当者の新しい業務となった。 10. 倫理憲章継続 学校教育を尊重し、大学3年生との接触を制限した倫理憲章は、賛同会社の署名を添えることで年々浸透してきた。今年も憲章の内容は変わることなく、さらに賛同会社を増やして、一段と周知徹底を図ることになった。(今年は877社、昨年は814社) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ かくて06採用は終わった。来年は、平穏な年になってほしいものだが、すでにバブル採用の声も高い。リクルーターも張り切っている。さてどうなるか。 本年は、ご愛読ありがとうございました。では、良い年を。 [05.12.13]
by bcp_sjk
| 2005-12-31 23:00
| [メルマガ]採用戦略研究2005
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